河内屋と同じ油屋です。油店には、"油染み"があり母屋と違い全体的にくすんだ色をしています。 下手にある柳の葉の色が濃くなったことから徳庵堤の段から季節が進んだことがわかります。
あまんじゃくの走る動きに合わせて、下手の小幕から土手が出てきます。
とてもゴツゴツとした岩が一面に広がる舞台です。上手の注連縄(しめなわ)には芝居の途中で切れる仕掛けが施されています。注連縄を切るのも大道具方の役目です。