この事業は伝統芸能を中心とした歴史・文化の解説や体験などのイベントを開催し、区民の皆様が学びを通じてまちの魅力を再発見しまちへの愛着を深めること、そして参加者皆様の学びがより深まることで地域に根ざした生涯学習のさらなる活性化を目指すことを目的としています。
狂言師にチャレンジ!
「文楽」ってどんなもの? 
観たことがない、よくわからない・・・という方対象の「文楽」初心者向けセミナー公演です。
橘高邦子がナビゲーター役を務め、日本の三大伝統芸能の一つ「文楽」を、みなさまと共に楽しく学んでいきます。三業(太夫・三味線・人形)のおはなしと体験、そして鑑賞を通して「文楽」とゆかり深い『わがまちの魅力』を再発見しましょう! 

はじめてお目にかかります!"ぶんらく"【参加無料】

と き 平成30年1月31日(水)11:00~12:30(10:30開場)
ところ 国立文楽劇場 小ホール(中央区日本橋1-12-10)
内 容 1 "文楽"ってどんなもの?
  三業<太夫・三味線・人形>の解説と体験ワークショップ

2 上演「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」より政岡のくどき

※終了後、普段立入る機会のない舞台製作現場の見学あり
 (限定30名、希望者多数の場合は抽選)
定員 130名(未就学児不可)
応募方法 往復はがきで応募(1枚で2名まで応募可)
 ① 「ぶんらく参加希望」を明記
 ② 代表者の名前、年齢、住所(〒)、日中連絡のつく電話番号
 ③ 在勤(在学)の場合、勤務先住所(学校名)
 ④ 同伴者の名前・年齢

WEBから応募する場合
 こちらのページにアクセスして応募フォームに必要事項を入力してください。
申込先 〒542-0073 大阪市中央区日本橋1丁目12-10
国立文楽劇場内 関西舞台株式会社「ぶんらく」係
申込締切 1月18日(木)必着
問合せ先 電 話  090-3270-1198(9:00~18:00 、関西舞台)
メール  maruokakansaibutai@basil.ocn.ne.jp
※応募者多数の場合は、区内在住・在勤(在学)者を優先して抽選、
 結果は返信はがきまたはメールにて1月22日(月)に郵送・配信します。

【主な出演者紹介】

     
司会進行
橘高邦子
よしだ かずお とよたけ むつみだゆう ゆるざわ せいじょう きったか くにこ 
吉田 和生 豊竹 睦太夫 鶴澤 清𠀋 橘高 邦子
(人形浄瑠璃文楽座技芸員・
人形遣い・人間国宝)
(人形浄瑠璃文楽座技芸員・太夫) (人形浄瑠璃文楽座技芸員・三味線) (フリーアナウンサー)

解  説
 「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ」は、天明五年(1785)江戸結城座が初演しました。松貫四(まつかんし)・吉田角丸(よしだつのまる)らの合作です。作品の元となったのは、奈河亀輔(なかわかめすけ)作の同じ題の歌舞伎脚本で、さらに『伊達競阿国戯場(だてくらべおくにかぶき)』などを加えて浄瑠璃化されました。仙台藩、伊達家のお家騒動を描いた演目です。
あらすじ

 跡継ぎの鶴喜代(つるきよ)を殺害してお家乗っ取りを企む一味が現れ、乳母の政岡は鶴喜代の世話も食事の用意もすべて自分で行っていた。一味の梶原景時の妻栄御前が菓子折りを持ってきて鶴喜代に食べさせようとしたところに政岡の子、千松がその菓子を食べて苦しみだす。悪事が露見することを恐れた一味は、千松を刺し殺す。それに動じない政岡を見て、栄御前は政岡が子どもを取り換えたと思いこみ、たくらみを打ち明けて帰る。帰った後、政岡は母性を取り戻し、千松の亡骸を抱きしめ悲嘆にくれるのであった。
 今回は、政岡の悲しみにくれる嘆きの場面をご覧ください。

政岡
写真:三宅晟介

この事業はサテライト大阪環境整備協力費で実施しています
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