この事業は伝統芸能を中心とした歴史・文化の解説や体験などのイベントを開催し、区民の皆様が学びを通じてまちの魅力を再発見しまちへの愛着を深めること、そして参加者皆様の学びがより深まることで地域に根ざした生涯学習のさらなる活性化を目指すことを目的としています。
狂言師にチャレンジ!
『大坂』の町人文化の中心的な伝統芸能「文楽」を、もっと深く学んでみませんか?
中央区ゆかりの演目解説を聴いて、実演を観て、普段立入る機会のない舞台製作現場を見学して
「文楽」とゆかり深い『わがまちの魅力』を再発見しましょう!

"ぶんらく" 深う知ったら おもしろおまっせ【参加無料】

と き 平成29年10月24日(火)11:00~12:30(10:30開場)
ところ 国立文楽劇場 小ホール(日本橋1-12-10)
内 容 1 「文楽って?」三業(太夫・三味線・人形)
2 中央区ゆかりの演目と文楽人形のお話  
3 上演「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」お染のくどき
※終了後、文楽の舞台製作現場を見学(限定30名)
定員 130名(未就学児不可)
応募方法 往復はがきで応募(1枚で2名まで応募可)
 ① 「ぶんらく参加希望」を明記
 ② 代表者の名前、年齢、住所(〒)、日中連絡のつく電話番号
 ③ 在勤(在学)の場合、勤務先住所(学校名)
 ④ 同伴者の名前・年齢

WEBから応募する場合
 こちらのページにアクセスして応募フォームに必要事項を入力してください。
申込先 〒542-0073 大阪市中央区日本橋1丁目12-10国立文楽劇場内
関西舞台株式会社「ぶんらく」係
申込締切 10月14日(土)必着
問合せ先 メール maruokakansaibutai@basil.ocn.ne.jp
電 話 090-3270-1198(9:00~18:00、関西舞台)
※応募者多数の場合は、区内在住・在勤(在学)者を優先して抽選、結果は返信はがきまたはメールにて10月17日(火)に郵送・配信します。

【出演者紹介】

    ナビゲーター
よしだ かずお とよたけ のぞみだゆう たけざわ だんご かわうち あつろう
吉田 和生 豊竹 希太夫 竹澤 團吾 河内 厚郎
(人形浄瑠璃文楽座技芸員・
人形遣い・人間国宝)
(人形浄瑠璃文楽座技芸員・太夫) (人形浄瑠璃文楽座技芸員・三味線) (文化プロデューサー)
解  説
 「新版歌祭文」(野崎村の段)は、安永九年(1780)九月、大坂竹本座にて初演されました。作者は近松半二で、実際にあった油屋の一人娘お染と丁稚久松の心中事件を脚色した演目です。
あらすじ

 油屋の娘お染と丁稚奉公していた久松が恋仲に。久松は集金の金を紛失し、実家に戻される。養父・久作が許嫁同士の久松とお光の婚礼を準備しているところに、久松恋しさにお染が訪ねてくる。久作は二人に別れるよう説得し、急いで祝言をあげさせようとしたところ、お光は髪を切って尼になっていた。久松とお染が心中する覚悟があることを察したお光は、二人の命を救いたい一心で身を引く。その後、お染は親の為、家の借財の為に、泣く泣く質屋山家屋に嫁入りすることを承知するが、どうしても諦められない久松と「未来は夫婦に」と誓い合い、二人は自ら命を絶つのであった。
 今回、油屋の娘お染が丁稚久松に切々と心情を述べる場面を上演します。女人形の心の動きをご覧ください。

お染写真:浅野敦

この事業はサテライト大阪環境整備協力費で実施しています
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