舞台一面の海の中に、正清の御座船が浮かんでいます。
ここから次の段へは『返し』と呼ばれる見せ転換になります。屋台が上にとばされると舞台奥から次の屋台が押し出されてきます。
正面の障子が開き正清が現れます。障子の開け閉めも大道具方の仕事です。
途中で雲のパネルが上から降りてきます。ここからまた返しが続きます。
舞台機構や特殊効果をふんだんに使った演目です。大道具や小道具の動きにご注目ください。
【生玉社前の段】